- こんな症状ありませんか?
- うちだ泌尿器・腎クリニックでは、みなさまが安心して診察・治療を受けていただけるように心がけています。
気になる症状がありましたら、来院の際に何でもお気軽にご相談ください。
男女共通で見られる症状
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尿に血が混じる。「血尿」を指摘された。
血尿は、肉眼的血尿と顕微鏡的血尿に分けられます。運動した後や尿道周囲の分泌物が原因で尿潜血陽性となることもありますが、膀胱癌が隠れていることも多いため早めの検査をお勧めします。
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尿が近い、尿の回数が多い~頻尿~
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夜間、何度も排尿で起きる(夜間頻尿)
夜間の排尿回数が1回以上の場合を夜間頻尿といいます。膀胱の問題以外に、生活習慣病や睡眠障害が原因となっていることもあります。
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尿が漏れる・尿失禁がある
お腹に力が入ったときに漏れてしまう腹圧性尿失禁と、トイレに行こうとして間に合わない切迫性尿失禁などがあります。日常生活をとても妨げる症状ですので、恥ずかしがらずに泌尿器科で相談することをお勧めします。
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尿が出にくい・尿の勢いが弱い・尿をするのに時間がかかる
膀胱の筋力低下や前立腺肥大症などが原因となります。症状が続くと、ますます膀胱の筋力が低下して腎臓まで負担がかかってくるので、早めの精査加療をお勧めします。
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尿が残っている感じがある~残尿感~
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排尿痛がある、排尿時に痛い
原因として多いのは膀胱炎です。尿検査で細菌を確認できれば診断がつきますが、まれに膀胱癌が見つかる人もいるので検査は必要です。
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腎臓のあたりが痛む
急に左右どちらかの背中が痛んだら、尿管結石の可能性があります。発熱を伴うと重症化することもありますので、早期の受診をお勧めします。
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排尿症状を伴う発熱がある
通常の膀胱炎では熱は出ませんが、腎臓・前立腺・精巣上体などに炎症が起きると発熱を伴うことがあります。敗血症となり命に係わることもありますので、なるべく早期の受診をお勧めします。
男性特有の症状
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PSAが高いと言われた
前立腺癌の腫瘍マーカーをPSAといいます。一般的に正常は4以下とされますが、年齢や前立腺肥大症の大きさによっても変わってきますので、ご相談ください。
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睾丸(精巣)が腫れてきた・陰嚢(内容)が大きくなってきた
痛みを伴わないで陰嚢が腫れてくる原因として、陰のう水腫や精巣癌が挙げられます。恥ずかしがって受診が遅れることも多いのですが、精巣癌の場合は進行が早いことも多いので早期の受診をお勧めします。
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陰嚢内が痛い
思春期に多いのが精巣がねじれる精巣捻転という病気で、6時間を過ぎると精巣が壊死して摘出に至ることもありますので、夜間でも救急病院の受診をお勧めします。成人の場合は精巣上体炎が多く、抗生剤で加療します。
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パートナーがなかなか妊娠しない
通常の性生活にも関わらず、1年以内に妊娠しない場合を不妊症といいます。半分は男性側に原因があるといわれていますので、お困りの方は検査をお勧めします。
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勃起力が低下した
勃起障害は英語でErectile dysfunctionといい、その頭文字をとってEDと呼びます。生活習慣病との関連も指摘されていますので、お困りの方は泌尿器科受診をお勧めします。
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尿道口から膿が出る
クラミジアと淋菌に代表される尿道炎の場合が多く、その場合は性感染症の一つとなります。パートナーに移る心配もありますので、きちんとした対応が必要です。
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精液が赤くなった
血精液症と呼ばれ、前立腺や精嚢腺の炎症やうっ血が原因となることが多いといわれています。中高年以上の方の場合、腫瘍が見つかることもありますので精査は必要です。
女性特有の症状
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何かが下がってきた
骨盤底の緩みに伴って、膀胱・子宮・直腸などが脱出する疾患で、異物感やピンポン玉を触れるといった症状を引き起こします。女性のQOLを著しく損なうので、お困りの方は是非ご相談ください。
子供に特有の症状
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「おねしょ」(夜尿症)が治らない
小学校入学時の約10%超にみられ、一般的には6歳以上が治療の対象となります。生活指導で改善しない場合は、抗利尿ホルモン剤(デスモプレシン)やアラーム療法の適応となります。
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子供の精巣が降りていない、と言われた
精巣は、元々お腹の中にあったものが陰嚢内へ降りてきてから出生しますが、降りきらないで生まれてきた場合、停留精巣と呼びます。生後6か月までは自然下降が期待できますが、その後は1-2歳での手術が一般的です。