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日帰り前立腺生検

PSAが4-10ng/mlでは30%前後、10-20ng/mlでは40%前後、20ng/ml以上では80%以上が前立腺癌といわれ、その確定診断をつけるには、針を刺して組織をとる検査(生検)が必要となります。癌かどうかわかるだけでなく、その癌の顔つき(悪性度)も同時にわかるため、その後の治療のためにとても重要な検査となります。通常は短期入院で行われることが多いですが、仕事の都合や金銭面で負担がかかることもあるため、当院では日帰りで実施しています。
よくある合併症として、肉眼的血尿・精液に血が混ざる・尿が出にくいなどあり、1%未満の確率で入院が必要となる合併症(前立腺炎・膀胱タンポナーデ・その他)もあります。よって、血液をサラサラにする薬を飲んでいる方や糖尿病のコントロールが悪い方では、入院での生検をお勧めしています。

※日帰り前立腺生検に際しましては、現在、診療体制を整えております。